
毎年春になると、目のかゆみ・鼻水やくしゃみなど、花粉症に悩まされている方は多いですよね。
「国民病」といわれる花粉症ですが、花粉の時期に入ると、突然肌が赤くなったりかゆくなることってありませんか?
「花粉症で肌がかゆくなることってあるの?」と、疑問に思うかもしれませんが、
結論をいうと花粉症で肌が赤くなったり、かゆくなることもあるそうです。
☝のような症状を「花粉症皮膚炎」というそうです。ではなぜ「花粉皮膚炎」が起こるのか?対処法など気になりますよね。
そこで今回は、花粉症皮膚炎の原因と対策方法を紹介していきます。
目次
花粉症で肌がかゆくなるのはなんで?
花粉症で肌が赤くなるorかゆくなることを「花粉症皮膚炎」と伝えました。
季節的に春先に起こるものなので、この時期に肌に違和感があるのなら「花粉症皮膚炎」とかもしれません。
花粉症皮膚炎は、主に皮膚が薄い部分『まぶた・ほお・首』などにできやすく、
生まれつき肌が弱いとなりやすい傾向があるのだとか。
では花粉症皮膚炎が起こる原因は起こる原因ってなに?かというと、
主に『バリア機能の低下・花粉アレルギー・マスクやティッシュの摩擦』の3つ。
それぞれ簡単に解説していきますね。
肌が乾燥してバリア機能が下がるから
「花粉症皮膚炎」一つ目の原因が、肌が乾燥して肌のバリア機能が下がってしまうこと。
『バリア機能ってなに?』『聞いたことはあるけど微妙に知らない...』という方のために簡単にいうと
バリア機能とは、外部からの刺激から肌を守ってくれる役割のこと。
例えば、お風呂に入っても肌が水を吸収しなかったり、海に入っても肌内部に塩が入ってこないのもバリア機能が働いているからなのです。
このバリア機能の役割を担っているのが皮膚のすぐ下にある「角質層」。
「角質層」はとっっても薄い皮膚で、よくラップ一枚分の薄さに例えられています。
「角質層」がレンガのように並んでいて、そのスキ間を「セラミド」などがセメントのように細胞をつなぎ止めて、
肌の水分をしっかりとキープしてくれているのです。
セラミドは肌内部の水分40%を占めていて、肌の乾燥を防いでくれているのですが、
セミラドが減ってしまうと肌のバリア機能が低下して、結果、肌が乾燥してしまい外部からの刺激で肌がかゆくなることも...。
つまり「花粉症皮膚炎」が起きるのは、体内のセラミドが減ってしまうことで、バリア機能が低下してしまうこと。
花粉のアレルギー反応でかゆくなる
2つめの原因は単純に花粉アレルギーによる肌荒れ。
花粉症の症状は「アレルギー」によるもの。
というのは聞いたことがありますよね?
鼻水やくしゃみがでるのは、体内に侵入してきたアレルゲンを外にだすためですが、
花粉症の症状がひどかったり、敏感肌だとかゆみがでたり赤くなることもあるそうです。
また☝で伝えたバリア機能が下がると、アレルギー反応が肌にでやすいといわれています。
マスクやティッシュで刺激をうける
肌のバリア機能が下がっていると、少しの刺激で肌が反応して赤くなったり痒みがでることがあります。
例えば、くしゃみから出た鼻水をティッシュで鼻をかんだり、目がかゆくて擦ったりすることで、
花粉症皮膚炎を悪化させてしまったり。
ただでさえ乾燥しやすい時期で、肌も敏感になっていて肌トラブルも起きやすいので、
後ほど紹介する予防法を徹底することが超重要です。
花粉で肌荒れや痒みがでた場合の対処法
では花粉症皮膚炎が起きてしまったら、どうすればいいの?と疑問に思う方も多いでしょう。
基本的に、セルフでケアすることは市販の塗り薬を使用することくらいしかありません。
☝でも伝えたとおり、花粉症皮膚炎は皮膚の薄い部分『まぶた・ほお・首』にできやすく、
最初はかゆみだけですが、悪化すると赤いプツプツがでることもあるそうです。
症状が軽ければ1週間程度でおさまることが多いですが、どうしても症状が回復しないなら、大人しく皮膚科or耳鼻科へ直行しましょう!
『耳鼻科じゃないの?』と思うかもしれませんが、皮膚科は肌トラブルの専門のクリニックで、
先生に相談すれば、薬を処方してもらえるそうです。
花粉症の肌荒れ・痒みを予防・対策方法は?
花粉症の肌のかゆみをおさえるには、当然ですが花粉との接触を避けること!
いまご時世的にいうまでもないですが、外出の際はマスクをする、帽子を被ってマスクが付着しないようにするのが効果的です。
また家に入る前に、服や髪に付着している花粉を払い落とす意識が重要。できれば症状がひどいなら洗濯物も中干しにするのがオススメ。
では、☝の「花粉症皮膚炎」が起きる原因を踏まえて、予防・対策方法を解説していきますね。
スキンケアを徹底する
肌体内の水分が減って乾燥してしまうと、肌のバリア機能が下がり肌がかゆくなると伝えました。
まずは、正しいスキンケアをして肌のケアを徹底させましょう。
やり方はまず、ぬるま湯で洗顔をして花粉や汚れを落としてから洗顔料を使います。
ただこの時、花粉や汚れを落としたいからといって、何分も洗顔料を顔につけていたり、擦ったりするのはNG。
洗顔料には「界面活性剤」が含まれていて、長時間肌に塗ったままにすると、刺激になって乾燥や肌荒れの原因になります。
洗顔は遅くても30~40秒で泡を落とすようにして、優しく洗いましょう。
そして洗顔が終わったら、保湿力の化粧水を塗って、乾燥が気になる箇所に乳液を塗ることで、
肌の水分量がキープできるようになり、肌のバリア機能が高まっていきます。
スキンケアは基本的に、洗顔→化粧水→乳液の3ステップ!
ということを覚えておいてください。
保湿クリームや日焼け止めで肌を保護する
☝でも伝えたとおり、花粉症による痒みや肌荒れは、いかに花粉を肌に付着させないことが超重要!
マスクをするのは効果的ですが、この記事を読んでくださっている方はマスクをしても「肌がかゆい!」という方が多いかと思います。
そこでマスクをつけるまえに、保湿クリームを塗ってあげるのがオススメですよ。
マスクをつけていても、スキマから花粉が入って肌に付着することもあるので、
保湿クリームやワセリンを塗って、肌をガードしてあげると痒みが軽減することもあるそうです。
また、バリア機能をキープするためにも、日焼け止めを塗って肌の乾燥を肌の乾燥をふせぐのも◎。
紫外線は強い時期で、長時間外にいるのならSPF50の日焼け止めが効果的ですが、
春は比較的紫外線が弱いので、SPF25程度がちょうどいいかと思います。
生活習慣を見直す
不規則な生活を送っていると、肌のバリア機能が弱まってしまう原因になります。
もちろん、食事をビタミンや肌をつくるタンパク質や脂質も有効ですが、なにより睡眠は超重要です!
睡眠不足ですと、肌のターンオーバーが上手くいかなくバリア機能も低下しますし、
花粉症が原因でできた、肌の赤みやニキビの治りが遅くなることもあります。
肌をかいて肌荒れしてしまった方は、できれば毎日24時までに布団に入り、6~7時間の睡眠をとって肌を回復させましょう!
花粉から肌を保護してくれるアイテム:ETVOS(エトヴォス)モイストバリアクリーム
花粉症で肌のかゆみがでてしまう人の特徴は、肌が弱く保湿が足りていない方が多いので、
敏感肌でも使えて保湿力の高い化粧水を使うのが効果的です
。
そこでオススメしたいのが、圧倒的に保湿力が高く敏感肌のかたでも使用できるEVOS(エトヴォス)のモイストバリアクリーム。
エトヴォスには、肌が弱い方でも使えるように、
石油系界面活性剤 鉱物油 シリコン
着色料 香料 パラベン アルコール
など未使用で肌に優しい上に、肌のバリア機能を高めてくれるヒト型セラミドが含まれています。
セラミドは保湿成分の中でも圧倒的に保湿力が高く、美容家からも一目置かれている成分。
さらに肌にるおいを与えつつ、化粧水をつけたあとに使用することで、セカンドスキンを形成し、
「花粉、PM2.5、タバコの煙、排気ガス」など、肌に付着しやすい微粒子の侵入を防いでくれる効果も期待できます。
肌のかゆみや肌荒れがおさまらない!という方にオススメできる高保湿クリームです。
またベタツキますが、保湿力の持続性が長いので、重ね塗りしなくて済むのもうれしいポイントでしょう。
まとめ:とにかく花粉を肌に付着させないのが重要
今回花粉症で肌がかゆくなる・肌トラブルの原因と対処法を伝えましたが、
正直どれだけ対策しても、多少花粉が付着します。
☝で伝えたクリームや予防法を徹底しても、肌トラブルがおさまらないなら耳鼻科へ直行しましょう!
ひどくなる前に。
まとめると、
花粉症で肌がかゆくなる・肌荒れする原因
・バリア機能が下がったら
・花粉アレルギー
花粉症の肌荒れ予防
・スキンケア
・生活習慣を見直す
・保湿クリーム