
・セラミドってなに?
・セラミド化粧品が気になっている
・メリット・デメリットを知りたい
こんにちは。
美容大好きオガーです。
化粧品に興味のあるかたなら、「セラミド」1度は聞いたことがあるかと思います。
ですがなんとなく肌のよさそう...というイメージで、具体的にセラミドの役割を知っている方が少ないでしょう。
『肌をキレイにしたい!』『肌トラブルをふせぎたい』と思うのなら、美容知識を知っておくことで、
美肌にすることも、肌トラブルを防ぐこともできますよ。
今回は化粧品に含まれている『セラミド』について、詳しく解説していきます。
目次
化粧品のセラミドってなに?
セラミドってどんな役割や肌に効果があるの?という疑問を持っている方のために、
まずはセラミドについて画像をつけて解説していきたいと思います。
セミラドは人の肌にも含まれている
セラミドは僕たちの肌に含まれているもので、”どんなもの”かというと、『肌のうるおいを保つのに必要な超重要な成分』です。
普段の僕たちの肌は、『バリア機能』という肌の水分が蒸発しないようにしたり、外部からのあらゆる刺激から
守ってくれるものがある。ですが肌の水分が減ることで、バリア機能が低下してしまい肌荒れや化粧水がしみたりなど、
いわゆる敏感肌になることもあるのです。
そのバリア機能を正常に保つために、欠かせないのが『セラミド』。
ただ『セラミド』は年齢とともに減っていき、体内で生成することはできないため、
化粧品で補うしかありません。
セラミドが減ってしまうと、乾燥して白い粉がポロポロ落ちたりなることもあるため、
美肌作りには欠かせない超重要な成分なのです。
ではセラミドは体内のどこにあるのでしょうか?
図を用いてカンタンに解説していきますね。
セラミドは体内のどこにある?不足する原因は?
セラミドは『表皮』という皮膚の一番上に存在していて、
☝の図のように、『角質(かくそう) 顆粒層(かりゅうそう) 有刺層(ゆうそうそう) 基底層(きていそう)』の順番で成りたっています。
セラミドは角質僧の中にある『細胞間脂質』という肌成分の50%を占めていて、
レンガとセメントのように細胞同士をつなぎ合わせている役割があるのです。
表皮内は4つの僧で繋がり合っていますが、セラミド(セメント)が足りなくなると、
肌水分をキープできる力がなくなり、肌が剥がれておちてしまいます。
身近な例でいうと乾燥して、肌からポロポロと白い粉が拭いてしまっている状態ですね
つまり化粧品や乳液をつけても、乾燥してしまうのは『セラミド』が減ってきている証拠ということ。
またセラミドが減ってしまうのは主に以下のことが原因。
・年齢によるもの
・洗顔のしすぎ
・肌のターンオーバーの乱れ
セラミドは年齢とともに自然と減ってしまいますが、男性にありがちなゴシゴシ顔を洗ったり、
不規則な生活を送っていると、肌が厚くなったりセラミドが減ってしまいます。
つまり状態でいくら高い化粧品を塗っていても、肌状態は一向によくなりません。
普段の洗顔方法や日常生活を見直すことで、肌状態がグンっとアップしますよ。
化粧品のセミラドの種類は?化粧品の見分け方を紹介
ここまでセラミドが超優秀!ということを伝えましたが、セラミドにも種類があり、
むやみにつけても満足できる効果は得られません。
『ヒト型セラミド 動物性セラミド 植物性セラミド 疑似セラミド』と、セラミドは4つの種類があります。
それぞれ特徴をみていきましょう。
ヒト型セラミド
ヒト型セラミドは、体内にあるセラミドと似た成分で作られていて、
肌になじみやすいといわれています。
保湿力が高く肌に浸透しやすくて、刺激も少ないので乾燥しやすいかた敏感肌のかたにオススメです。
ただ効果が高い分コストもかかるため、使い続けるのが難しいかもしれません。
呪文みたいな文字を並べましたが、このようにヒト型セラミドも種類が多いので、購入する際参考にしてください。
動物型セラミド
動物セラミドは牛や馬など動物から、抽出したセラミドで、間のセラミドと構造が似ているため、
肌への浸透力がたかく保湿効果もたかいです。
ヒト型セラミド同様、肌になじみやすいですが少し高いのがネック。
・ビオセラミド
・セレブロシド
植物セラミド
米やトウモロコシ、大豆、パイナップルなど天然の成分から抽出されたセラミドで、
肌に優しく作られていますが、他と比べるとやや浸透率がわるいのが特徴。
抽出した成分がおおく、アレルギー反応がでることもあるので、原材料を確認してから購入してください。
・コメヌカスフィンゴ糖物質
・植物性セラミド
・グルコシルセラミド
合成疑似セラミド
セラミドに似たものを人工的に作られたもので、正直あまり効果は期待できません。
ただ安価で手に入りやすいので、使い続けやすいのがメリットですね。
疑似セラミドは、商品に『セラミド』と表記出来ない為、
・ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド
・セチルPGヒドロシエチルパルミタミド
などの化学成分で表記されています。
セラミドが配合された化粧品の選び方
結論からいうと肌に一番なじみやすいのは、『ヒト型セラミド』ですが、
☝でも伝えたように、それぞれ特性が異なるため、最終的に肌に会うものや好みで選んでもいいかと思います。
なぜかというと、ヒト型セラミドが一番質が高いといわれていますが、高価な成分なため配合量が少なく、人によっては効果を感じられない方もいるから。
そのため”ヒト型セラミドが一番”いいといえないので、合成疑似セラミドのほうが効果を感じやすいという場合もあるそうです。
結論:使い続けられるものがいい!
やはり化粧水の効果はすぐにでるものではないので、コストや肌に合うものなど、
使用しやすいものを選ぶのがオススメです。
・ヒト型セラミド:敏感肌・乾燥肌の方向け
・動物性セラミド:肌荒れしやすい、カミソリ負けしやすい
・植物性セラミド:オーガニック好き
・疑似セラミド:化粧品のコスト抑えて使い続けたい
男性向けのセラミド配合化粧品
エッセンシャル保湿ウォッシュ
ヒト型セラミド4種類が配合された洗顔で、肌に必要な皮脂を残しつつ優しく洗い上げてくれます。
『どうせ洗い落ちるから意味ないでしょ?』と思うかもしれませんが、実は洗顔で必要な皮脂まで落とすと、乾燥や肌がテカってしまう原因になります。
エッセンシャル保湿ウォッシュは、ボリューミーでマイルドな泡が、汚れを落としつつ肌に必要な皮脂を残して、
清潔感のあるうるおいのある肌に仕上げてくれますよ。
REGNOS(レグノス)保湿化粧水
3種のセラミドとヒアルロン酸など、保湿成分をたっぷり含んだREGNOS保湿化粧水。
ローション状ですが、ベタつかずサラッとしていて使い心地なので、ベタツキを嫌う男性でも使いやすいかと思います。
また皮脂を抑える効果があるので、皮脂が多くて顔のテカリが気になる...という方にもオススメできる化粧水です。
クワトロボタニコ ボタニカル パワーリフト&ディープモイスト
ROGEN(ロージェン)オールインワン化粧水
ヒト型セラミドをはじめ、ヒアルロン酸・コラーゲンなど、保湿成分を豊富に含まれているオールインワン化粧水。
2020年に2月に誕生したブランドですが、贅沢の成分で高い保湿効果から、利用者が急増している人気なアイテムです。
1回塗れば十分保湿されますが、コンパクトなサイズなので出先で、肌の乾燥が気になった際にサッと塗れるのが魅力的
Nile スキンケアローション
ヒト型セラミドや保湿の王様といわれているグリセリンが配合されたオールインワン化粧水。
低刺激でベタつかず、ヒゲ剃り負けや肌荒れなどを シミルことなく塗れますよ。
まとめ:セラミド配合の化粧品で肌状態を整えよう
セラミドの肌効果や役割にういて紹介しましたがまとめると、
・セラミドは肌トラブルをふせぎつつ、うるおいの肌にしてくれる
・セラミド不足は、『加齢 ターンオーバーの乱れ 洗顔のし過ぎ』
・セラミドの種類によって効果が異なる
・ヒト型セラミドにこだわらず使い続けられるものを選ぼう
セラミドは最強の保湿成分ですが、どんなケア方法も自分に合った化粧品を、使い続けることが重要ということを覚えておいてくださいね。